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近江 水口岡山城 🏯甲賀郡随一の巨大城郭を見学

近江 水口岡山城 (滋賀県甲賀市水口町京町・古城山) <国指定史跡>

水口城をあとにして次に向かったのが「水口古城」とも呼ばれる水口岡山城です。
お城ファンでしたらこの二城、おそらくセットで訪問するのが定石なのでしょう。
我々も古城山に誘われるように向かうのであります。

Mokayama (1) Mokayama (2)
登城小径の脇に城址碑と案内板がありました。

どうやら独立山のため、いろいろな登城ルートがあるようです。
どこから登るのかによって見学できる遺構が変わってきます。
今回は古城山西麓、水口小学校向かいの駐車場を利用させていただきました。

Mokayama (5) Mokayama (4)
三の丸からは東方面の眺望が得られます。

天気が良ければはるか鈴鹿山脈までが見渡せるようです。
東海道がこの古城山の南足下を通っている様子がわかります。

Mokayama (6) さらに進んで二ノ丸へ。

各曲輪の大きい事に驚かされます。
曲輪間を仕切る空堀や堀切も大きいです。

Mokayama (8)土塁を交互に設けた食い違い虎口の遺構です。石垣も見られます。

テクニカルな遺構に感激です。
散りばめられた落ち葉と相成ってなんともきれいでした。

Mokayama (10) 石垣もいいです。

Mokayama (11) Mokayama (13)
頂上にはねぎらいの看板が(お気遣いありがとうございます)。天守推定地は2つあるようです。

水口岡山城は、天正13年(1585)羽柴秀吉の家臣中村一氏(なかむらかずうじ)によって大岡山に築かれました。
一氏の後は、共に近江出身で豊臣政権下で五奉行として活躍した増田長盛、長束正家らが城主となります。

豊臣五奉行、三中老(存在は疑問視もあり)がここまで関わった城、やはり重要な城だったからこそでしょう。

慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いにて長束正家は西軍に属し、南宮山麓に布陣するも戦闘には参加できず敗走。
水口岡山城まで逃れ籠城しましたが追ってきた池田長吉(池田恒興の三男)、亀井茲矩らに攻められて開城。
長束正家は切腹、城は廃城となりました。

Mokayama (15) Mokayama (16)
高田徹氏作図の全山調査の縄張り図(写真:左)があります。 それと・・学習モードの城友・日向守氏。

余談ですが・・日向守氏の城めぐり振りには本当に頭が下がる思いです。
お昼ご飯もそこそこ、ロシアパンたった一個でしのぎ、マニュアル車運転での遠征もなんのその。
・・ハンパない城野郎がいたものです。

Mokayama (17) 阿加宮神社が祀られ、天守気取りで微笑ましいです。

Mokayama (22) Mokayama (21)
水口城を探せ!(遊びで)では意外とわかりずらくて、見つけがいがありますよ。

Mokayama (23) Mokayama (27)
城の北側には所々に石垣の址が見られて興奮しました。

Mokayama (24)城中最大の石垣遺構です。荒々しさの中にも安定感が感じられます(゚o゚)。

始まりました、石垣の撮影会です。
この壮大な石垣を目の前に、ゲージアップを抑えきれません。
おそらく家族に見せられない姿、言動をしています(汗)。

Mokayama (28) Mokayama (29)
西の丸には板塀と櫓を模した施設があります。まぁ、イメージは想像できます。その名も「天翔の櫓」!

まだ基礎部分も板や丸太が新しく、新設されたばかりのものと思われます。
そういえば、石垣部分も見学しやすいようにちゃんと草が刈られていたようです。
どうやら、手入れされた直後の城址に招かれたようで、ラッキーでしたね。

さすが、国の指定史跡になっただけのことはあります。
手入れをされてみえる会員様たちの思いが伝わってきます。
是非、水口岡山城の知名度を上げていただきたい、と願います。

水口岡山城は思っていたよりも規模が巨大で、戦略的にも一大要害を置くのにふさわしい城でした。
南近江の山城でも最大級であることと思われます。
今度来れるときはお弁当でも持って行けたらいいですね。・・まぁロシアパンでもいいのですが・・。

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プロフィール

 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
   久太郎と申します。
   「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
皆様のおかげで開設以来5年目を迎えることができました。
(2016年4月6日開設)

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースを大切にして走ってます。

どうかご笑覧くださいませ。

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