駿河 泉頭城 🏯柿田川湧水群に癒される城郭
駿河 泉頭城 (静岡県駿東郡清水町伏見泉頭・柿田川公園)
【静岡マラソン2019と迎えてくれた駿河の城・覚書その⑧】
静岡マラソンにて見学することができた駿河の諸城の覚書・8回目です。
今回は城めぐり、というよりは名水めぐり、といった表現のほうがお似合いです。
静岡県清水町にある自然公園、柿田川湧水公園を散策してみました。
公園内には透明度の高い神秘的な水が湧き溢れて、とても美しいです。
また、富士山周辺に降った雨雪が、溶岩の中を通り、地上に湧き出る地下水が柿田川の源です。
今回の城めぐり、シメの泉頭城はそんな癒しスポットの中にあります。
湧水第1展望台から見る柿田川の川底。
川底から湧き出る水に、砂が水中でさらさらと絶えず動いています。
まるで生き物のよう見える様子は見ていて飽きることはありません。(上記写真中央部)
城跡に来た、という実感は全くない異世界に足を踏み込んだ感じがしました。
自然が織りなす、力みなぎるパワースポットです。
宮崎アニメを思い浮かべますね。
湧水第2展望台からの蒼い湧き水。
・・それはそうと、城は?どうなったのでしょう・・。
綺麗な水面を見ていると、心も綺麗になっていく・・、
あたかもそんな気持ちに包まれてしまい・・。
城跡散策はすっかり後回しになってしまいました。(てへぺろ)
柿田川湧水公園内での唯一の城しるべとなる案内板。
ここに城があったなんて、誰も見向きもしていないのでは・・、
・・と思いきや、説明版を熟読している同じ年頃のオッサンを発見。
二人でカメラアングルにこだわり、場所交替しながら連写している姿はいと怪し・・。
泉頭城は、北条氏康が武田勢に備えるために築城されたといわれています。
後、大坂の陣を経て、江戸での政権を磐石にした徳川家康は、この地を隠居所と決定しました。
この城の要害性と交通要衝としての利点を重視したのもあります。
しかし、なんといってもこの美しい水と自然に囲まれた生活環境をとても気に入ったようです。
家康は縄張り検分のためにこの地を訪問する予定でしたが翌年、急遽中止となります。
結局、隠居城は駿府城(静岡市)へと変更されました。
柿田川公園内にはにいくつか遺構が残されています。
柿田川名所湧水の道と駐車場は、泉頭城の本曲輪(本丸)に位置しています。
しかし、縄張り図と照らし合わして見学しても城郭としての部分はさほど感じられませんでした。
公園内ですので他の観光客の方々の手前、あまり変な所へは踏み込めませんでしたし・・。
やはり公園化によって城郭としての部分はかなり影を潜めてしまっているようでした。
今回は公園散策を愉しみ、明日のマラソン大会に向けて心の浄化をはかりましょう!
・・ということで城見学は控えめでスミマセン。
それにしても家康公も人の子ですね。
残された余生をこの神聖な土地に求め、憧れたのでしょうね。
しかし、周囲は、天下は、それを許さなかったのかもしれません。
Ⓖは柿田川湧水公園の駐車場です。
国道からの入口は見落としがちですので手前の信号を過ぎたら徐行してサクッと左折、入場したいものです。
ここから歩いてゆっくり散策することになります。季節によっていろいろな自然との出会いがあることでしょう。
因みに若干の駐車場料金が発生します。
【静岡マラソン2019と迎えてくれた駿河の城・覚書その⑧】
静岡マラソンにて見学することができた駿河の諸城の覚書・8回目です。
今回は城めぐり、というよりは名水めぐり、といった表現のほうがお似合いです。
静岡県清水町にある自然公園、柿田川湧水公園を散策してみました。
公園内には透明度の高い神秘的な水が湧き溢れて、とても美しいです。
また、富士山周辺に降った雨雪が、溶岩の中を通り、地上に湧き出る地下水が柿田川の源です。
今回の城めぐり、シメの泉頭城はそんな癒しスポットの中にあります。
湧水第1展望台から見る柿田川の川底。
川底から湧き出る水に、砂が水中でさらさらと絶えず動いています。
まるで生き物のよう見える様子は見ていて飽きることはありません。(上記写真中央部)
城跡に来た、という実感は全くない異世界に足を踏み込んだ感じがしました。
自然が織りなす、力みなぎるパワースポットです。
宮崎アニメを思い浮かべますね。
湧水第2展望台からの蒼い湧き水。
・・それはそうと、城は?どうなったのでしょう・・。
綺麗な水面を見ていると、心も綺麗になっていく・・、
あたかもそんな気持ちに包まれてしまい・・。
城跡散策はすっかり後回しになってしまいました。(てへぺろ)
柿田川湧水公園内での唯一の城しるべとなる案内板。
ここに城があったなんて、誰も見向きもしていないのでは・・、
・・と思いきや、説明版を熟読している同じ年頃のオッサンを発見。
二人でカメラアングルにこだわり、場所交替しながら連写している姿はいと怪し・・。
泉頭城は、北条氏康が武田勢に備えるために築城されたといわれています。
後、大坂の陣を経て、江戸での政権を磐石にした徳川家康は、この地を隠居所と決定しました。
この城の要害性と交通要衝としての利点を重視したのもあります。
しかし、なんといってもこの美しい水と自然に囲まれた生活環境をとても気に入ったようです。
家康は縄張り検分のためにこの地を訪問する予定でしたが翌年、急遽中止となります。
結局、隠居城は駿府城(静岡市)へと変更されました。
柿田川公園内にはにいくつか遺構が残されています。
柿田川名所湧水の道と駐車場は、泉頭城の本曲輪(本丸)に位置しています。
しかし、縄張り図と照らし合わして見学しても城郭としての部分はさほど感じられませんでした。
公園内ですので他の観光客の方々の手前、あまり変な所へは踏み込めませんでしたし・・。
やはり公園化によって城郭としての部分はかなり影を潜めてしまっているようでした。
今回は公園散策を愉しみ、明日のマラソン大会に向けて心の浄化をはかりましょう!
・・ということで城見学は控えめでスミマセン。
それにしても家康公も人の子ですね。
残された余生をこの神聖な土地に求め、憧れたのでしょうね。
しかし、周囲は、天下は、それを許さなかったのかもしれません。
Ⓖは柿田川湧水公園の駐車場です。
国道からの入口は見落としがちですので手前の信号を過ぎたら徐行してサクッと左折、入場したいものです。
ここから歩いてゆっくり散策することになります。季節によっていろいろな自然との出会いがあることでしょう。
因みに若干の駐車場料金が発生します。
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