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美濃 門野砦 🏯上村合戦に参戦した門野氏の砦

美濃 門野砦(岐阜県恵那市明智町杉野・城山)

あ~・・。なんだかなぁ・・。(いきなり溜息ですみません)

普段の何気ない生活がいかに特別で素晴らしいものだったのか・・。
自分が行おうとする全ての活動に是か非かの判断力を要する毎日。
果たして家での籠城が正しいのか、人気無い山城攻城もNGなのか・・。

「自分はOKだから」という勝手さでは済まされない感染拡大防止の世の中です。

『毎日がスペシャル』、竹内まりやさんの歌詞が心に沁みる今日この頃。

「目覚めた朝 息をしてるだけで幸せなこと」
「知っているの 人生とは心の持ち方でどうにでもなると」
・・なかなか究極な人生観です。・・けれど何か救われます。

・・さて、ちょっと気持ちが遠くへ行ってしまいました(^_^;)。すみません。
現状の世の中ではブログの更新も思うようにいかなくなるでしょう・・。
でも今回はこの春訪れた門野(かどの)砦をご紹介したいと思います。

kdnt (1)地元では「城山」と呼ばれている門野神社一帯の門野砦。

門野砦は明知遠山氏の郎党、門野氏の砦址だと伝わります。
門野氏の三兄弟、磯之助・角八・高助らは上村合戦に加わり戦いました。
上村合戦では前田砦に陣を構えて秋山勢に備えたと伝わります。

kdnt (2)
砦は門野神社の裏山にあたります。ここから登って行きます。

kdnt (3)
神社によくある急階段の参道をテンポよく登って行きます。
(「何段あるかな?」と段数を数えて登るのは自分だけじゃないハズ)

kdnt (4)
比高20メートル程の丘上奥に鎮座する本殿。

門野砦はこの本殿の東側の丘陵上ピークと伝わります。
本殿の裏から消えかかった道を北東に登って行きます。
すぐにピーク部に達し標柱が立てられていました。

kdnt (5)門野神社東側のピークに立つ標柱碑。根本が折れそうで心配(´・_・`)

僅かな傾斜ぎみの平地があるのみで周囲は自然地形です。
尾根続きの鞍部にも堀切の痕跡は見当たりません。
腰曲輪や切岸といった作事も見られず、実に普通の山といった感じです。

果たしてここが砦なんでしょうか・・。
そこでもう一度神社まで降りてみると神社の西側のピークが目に止まります。
こちらは切岸もつけられ掻きあげられた地形に仕上がっています。

どう見てもこちら西側ピークの方が砦として相応しく映るのであります。

kdnt (12)kdnt (11)
神社西側のピークの様子。2枚の写真をつなげてみました。

kdnt (8)
最も高い段には6つの祠が祀られています。

石垣が組まれ改変されてはいるものの一段の高みがあったようです。
こちらも堀切遺構は見られませんが、神社方面に深く落ち込みが見られます。
南側から神社に向かって延びるルートが確認できます。

kdnt (6)しっかりと削平された神社西側ピーク。

kdnt (7)
内部には高さ2メートル弱の塚址と思われる高みが残っています。

以前は宗教上の施設か祠などが祀られていたのかもしれません。
そうなるとこの削平地もその際に均されたスペースなのかもしれません。
しかし周囲は急斜面となり、杉野地区の集落も足下に直視できる眺望よき場所です。

kdnt (13)散策記録としての門野砦周辺図です。

神社が創設される際に本来の地形が崩されていることも考慮せねばなりません。
しかし自然地形に近い東側ピークよりも西側ピークの方が断然機能的です。
「在地支配」と「集落・街道との結びつき」を考えれば検討の余地はあると思います。

もちろん両遺構で成り立っていたという見方も充分考えられます。

kdnt (10)
砦からは北西に杉野一夜城も見られます。
(杉野一夜城についてはまた後日記載予定です)

kdnt (9)
門野砦の麓の社にも美しい桜が。こんな引き合わせがスペシャルなんですね。


㋹は門野神社を指します。
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プロフィール

 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
   久太郎と申します。
   「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
皆様のおかげで開設以来5年目を迎えることができました。
(2016年4月6日開設)

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースを大切にして走ってます。

どうかご笑覧くださいませ。

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