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近江 日野中野城 🏯蒲生氏三代の城、氏郷の出生地

近江 日野中野城 (滋賀県蒲生郡日野町西大路)

水口町を離れ、帰路になる途中、ちょっと寄っていくことになった日野中野城。
蒲生氏郷公の出生地・居城として有名です。
日野川ダムを目指していくとわかりやすいです。

nakanohino (1)ダム湖手前にある中野城址石碑。・・いいですねぇ(o´∀`o)

nakanohino (4) 蒲生氏郷公産湯の井戸址。

中野城址石碑の斜め対面あたりにあるのが氏郷公産湯の井戸です。
・・というか本丸址の井戸が比定されたものと思われます(夢を壊してすみません)。
氏郷の祖父・蒲生定秀が日野の地に本格的に築城したのが始まりです。

永禄11年(1568年)、六角義賢織田信長による観音寺城の戦いで氏郷の父・蒲生賢秀はこの日野城を堅守、賢秀は主君、六角氏の敗北を聞いてもなお1千の兵で城に籠もり、抵抗する様子を見せます。
しかし、賢秀の妹を妻としていた織田家の部将・神戸具盛が単身日野城に乗り込んで説得した結果、賢秀は降伏し、嫡男・鶴千代(後の蒲生氏郷)を人質として差し出して信長の家臣となります。

信長は賢秀・鶴千代父子を気に入り、鶴千代に娘を嫁がせて娘婿に迎えているほどです。

nakanohino (29) nakanohino (5)
日野川ダム湖によって大半の遺構は失われたようですが、残った遺構を見に行きます。

nakanohino (6) 入口にある案内板で確認。

nakanohino02 (2) いい雰囲気の石垣と橋が現れます。

同行の城友さん、この場所を一見するなり、なにかピーンときたようです。
なんでもこの場所、あの有名な映画、『-明治剣客浪漫譚- るろうに剣心 』のロケ地に使われたそうで。
自分にはむしろその記憶力のほうに驚嘆です。

nakanohino (27) よく見ると、ん?蚊に注意?

こんな時期に蚊なんているはすが・・、・・いました。もう11月も終わろうという時期なのに。
そして城友さん、見事に蚊に刺されまさかの負傷。信じられませんが自分の周りにもいるではありませんか!
「血吸い抜刀斎」、なかなかしぶとい連中です。「不殺」(ころさず)を誓い城内をうろついていました。

nakanohino (9) なかなかの雰囲気がでてます。コンクリートの橋はちょっと残念ですが(´・_・`)。

nakanohino (8) nakanohino (11)
土橋の紅葉がきれいでした(写真:左) と 日野城の城史の説明版(写真:右)

nakanohino02 (1)
江戸時代には市橋長政が中野城跡の一部に陣屋を構え仁正寺藩の陣屋として明治維新まで続きました。

nakanohino (14)
城とは直接関わり無いのでしょうが、趣ある土塀倉庫に見入ってしまいました。

nakanohino (22) nakanohino (15)
土橋から見て、片や空堀、片や水堀の面白い掘割です。

nakanohino (17) nakanohino (19)
nakanohino (20)
涼橋神社(写真:上)と稲荷神社(写真:下)の間のコンクリート橋を渡って見学できます。

nakanohino (10)手頃なサイズの石で組み上げられた石垣でも迫力があります。

これらの石垣は神社建設の際に組まれたもの、との見方もあります。
・・が、主郭部には当時からある程度の石垣があったものと思われます。
ここは個人的に夢をこわさないで見ていきたいな、と思いました。

hinoennkei.jpg 中野日野城をダムから眺めます。

本能寺の変の際、安土城二の丸を守備していた蒲生賢秀は、織田信長横死の報がもたらされると嫡男・氏郷を日野城から呼んで安土城から信長の妻子達をいちはやく日野城に避難させます。
明智光秀からは味方に付けば近江半国を遣わすとの破格の条件を提示されますが、賢秀は「信長殿の恩を忘れることはできない」と敢然と拒絶したらしいです。

安土城の留守居役を預かるあたりからも信長の信頼度がうかがわれますね。
さすが信長三十六功臣に挙げられることにも納得です。
賢秀の気骨が氏郷に受け継がれていったのですね。

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No title

日野城はダムと楽しめてゆっくりできるところでした。
以前、氏郷公の銅像にも寄れたのですが、写真データがを紛失してしまいました。・・なのでまた再度訪問しにいきたいな、と思っております。
コメントいただきありがとうございました!

No title

氏郷公生誕の地日野城楽しく拝見させていただきました。v-421

雰囲気の良い所でしたね。
蚊は余分でしたが(^_^;)

時代物のロケ地になるのも何となくわかります。
因みに僕は不殺の誓いは守れませんでした(笑)
プロフィール

 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
   久太郎と申します。
   「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
皆様のおかげで開設以来5年目を迎えることができました。
(2016年4月6日開設)

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースを大切にして走ってます。

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