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伊賀 百地丹波城 🏯謎多き伊賀の上忍、百地丹波守の城

伊賀 百地丹波城 (三重県上野市喰代城谷)

年末も押し迫ってきて、忙しい・・、はずなのですが・・。
今回は年末城納め、と題して今年一年の締めくくりのプチ遠征に出かけました。
城友・日向守さんにも無理くり、休みを合わせて頂いての行軍です。

今年の城めぐりでは、なんとなく藤堂高虎公の縁ある城が多かった気がします。
そんなわけで、〆は伊賀上野城方面に行こう!ということにしました(強引に)。
周辺の城址にも時間が許す範囲で寄ってみたいと思います。

まずは百地丹波城を朝一で散策してみました。

momotitannba (14) 車は永保寺の駐車場をお借りしました。

momotitannba (13) どうやら曲輪間の堀底が道になっているよう。

こちらの奥には百地丹波の墓と伝わる墓所があります。

momotitannba (11)  百地丹波が修行したと伝える丸型池。

ここで水蜘蛛の術(水上歩き)、とか水遁(すいとん)の術とかしていたんでしょうか?
シュノーケルの竹筒が出てないか目を凝らして探してしまいました。
・・あるわけないのに。

momotitannba (12)
青雲寺から見上げる主郭部。崩落石を防ぐため、コンクリートで固められているほど急峻な切岸です。

momotitannba (10) 青雲寺から主郭部に入っていきます。

momotitannba (9)落ち葉が似合う、伊賀流上忍・百地丹波守城址の石碑と説明版。

momotitannba (4)

百地丹波城は、百地氏によって防御の固い居城(居館)として築城されました。
百地氏は、戦国時代には有力な土豪で藤林長門守服部半蔵と共に伊賀上忍三家に数えられます。
(最近の研究では百地丹波と藤林長門の同一人物説もあり)

百地丹波守は天正2年の織田信雄の独断による伊賀侵攻時に忍者軍を指揮して山間部の狭隘な地形を巧みに利用。
神出鬼没のゲリラ戦法で信雄軍を見事に撃退したのです。(第一次・天正伊賀の乱)

しかし2年後の天正9年、信長は織田信雄を総大将として再び伊賀に侵攻。
この抵抗戦で、百地城も落城してしまいます。(第二次・天正伊賀の乱) 
百地丹波守のその後の足取りはよくわかっていません。 

momotitannba (8) momotitannba (3)
主郭内の東から北、西方面は土塁で囲われていて、特に東の大土塁には圧倒されます。

momotitannba (1)さらに圧倒されたのは土塁と連動したこの大箱堀です。(゚△゚;ノ)

momotitannba (5) 果敢にも土塁を登ろうとする城友さんだが・・。

この直後、ぬかるんだ土で靴が滑り、堀底まであえなく敗退!
「日向守殿、そのような失態では、百地丹波守に笑われようぞ。」
・・となじりつつ、自分はしっかり遠回りしていくのでした。

momotitannba (6) 二の郭から見下ろす大堀切は幅も広いです。
 
momotitannba (7) 物見櫓でもあった感じの出丸があります。

momotitannba (2)

百地丹波守は戦場ではあまりその姿を見せなかったといいます。
音もなく、においもなく、姿・形まで現さない、まさに影の支配者・百地丹波守
ベールに包まれた伝説の謎の上忍、う~ん、ミステリアスです。

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百地丹波城にて

日向守さま、いつもお付き合いいただきありがとうございます。

楽しい城めぐりでしたね。
今回は標高の高い山城ではなく、平山城、といった城が多かったので見学しやすかったです。

南近江から甲賀にかけて存在する大土塁で囲われた城館、やっぱりすごいですね。とてもいい見学と勉強ができました。

日向守さまのやられっぷり、見事でした(笑)。
土塁の防御性を立証するかのような出来事でしたがお怪我はございませんでしたか?

順次、更新していきますので、またお願いいたします。

久太郎より

今回も楽しい行軍になりました❗

雨予報が外れ、晴れて良かったです(^-^)

主郭の大土塁、大堀切は圧巻でした。
細く狭い堀切は迷路みたいでしたね。
いかにも忍者砦らしいというか(^_^;)

私、見事撃退されました。
織田軍の足軽もこんな感じで泣いていたに違いない(*T^T)
プロフィール

 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
   久太郎と申します。
   「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
皆様のおかげで開設以来5年目を迎えることができました。
(2016年4月6日開設)

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースを大切にして走ってます。

どうかご笑覧くださいませ。

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