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伊賀 上野城 🏯高虎が築いた見事な高石垣

伊賀 上野城 (三重県上野市丸之内) ≪国指定文化財≫ 【日本100名城】

百地丹波城をあとにして、伊賀上野城へと向かいました。
途中の車窓からみる風景はのどかそのもの。
まさに忍者屋敷のような門・塀・倉をもった古民家があちらこちらに見えます。

さて、今回の伊賀上野城、訪問は3回目となります。
最初は舎弟くんと、2回目は家族みんなで。そして今回、城友・日向守さんとの訪問で3回目。
来るたびに新しい発見・思い出があり、特にこちらの高石垣はまぶたの裏から離れません。

igaueno1 (18)上野城石碑。登って左が天守閣、右には茶店を経て筒井天守へと進めます。

筒井天守、とは、羽柴秀吉の命で伊賀国に移封になった筒井定次によって築かれた時代の城郭址があったところです。
高虎によって拡張された際は新本丸の一部とされ、城代家老の屋敷にあてられました。

igaueno1 (4) igaueno1 (3)
以前より発掘・整備が進められ、見違えるほどきれいになっていました。

igaueno1 (5)こちらの石垣もなかなかの逸品ものです。(o´∀`o)

igaueno1 (7) 石畳みの道、ウツクシイアルヨ。

igaueno1 (2) 最上部の北西隅から登ると・・。

igaueno1 (1)筒井天守のあった天守台に登れます。・・人気ないようですが、要チェックです!(#^ω^)。

ここで筒井定次について、ちょっと・・。

慈明寺順国(筒井順国)の次男として生まれるも、一族で本家筋の筒井順慶に子が無かったため、順慶の養嗣子となりました。
定次は軍学に明るく、築城に際し立地条件や地盤を考慮し、要塞として相応しい場所を選んでいます。
秀吉による紀州征伐では堀秀政などと共に千石堀城を攻め、この城攻めでは二尺七寸の太刀を振りかざし奮戦する定次の勇ましい姿もあります。

関ヶ原の戦いでは東軍につき会津征伐へ向かいましたが、その間に上野城を西軍に奪われてしまします。
・・しかし、ここからです、ここからがスゴイんです。
定次は急遽引き返して伊賀に戻り、いち早く城を奪取!
その後、再び関ヶ原の戦場に駆けつける、という難技をやってのけるのです。

まさに定次の東山道大返し、といってもよいでしょうね。

伊賀の侘しい寒村であった上野は、定次の整備によって大いに発展しました。
そのため今も地元では定次はとても慕われていると聞いております。
重要な土地に定次を配置したことは、秀吉が定次を評価し、信頼を寄せていたと考えることができましょう。

igaueno1 (6) 芝小屋などの城内の管理用務櫓もあったんですね。

それでは、見えてきました、天守に向かっていきます。

igaueno1 (11)模擬天守は三重三階で、小天守と共に高虎天守台に建ちます。

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昭和10年、当時衆議院議員であった川崎克氏の私財により模擬天守が建設されました。

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うずかたく積まれた栗石は築城のために集められたものでしょうね。

igaue2 (29)なんとなく津城の丑寅櫓に似ていますね~。

そして内部に入っていきます。あっ、500円です。

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小天守には城内井戸、から~の~、抜け穴があるそうですよ。

igaueno1 (14)
伊賀上野城のマスコットキャラクター。「た伊賀ーくん」がお出迎えです。

城主であった藤堂高虎のトラ(タイガー)と伊賀によるナイスネーム。
なんと身長は藤堂高虎と同じ、およそ190cm!だそうです。

igaueno1 (15) 藤堂高虎といえばこの兜、まじかで見れますよ。

igaueno1 (16) 木造造りというのはいいものです。

igaueno1 (17) 最上階の天井は寺院の本堂のようです。

igaueno1 (8)再び外にでて別アングルです。いいですね~(`∀´)

igaueno1 (9) igaue2 (27)
高石垣の上から下を見おろします。~ぅううう、足がすくみますぅぅ・・。

igaue2 (26) igaue2 (10)
以前、子供たちを連れて行ったときのショットです。恐る恐るのぞきこんでいます(笑)。

以前はこのように石垣の際まで近寄れたのですが・・。
現在は警告ロープが張られ、なんとなく近寄ってはいけない雰囲気が・・。
・・それでは、下に降りてみたいと思います。

igaueno1 (22)さすが、築城名人、藤堂高虎公築城の高石垣です。屏風折りが美しいです。

津城と同様、両角に櫓台を突き出させた特徴のある縄張りです。

筒井定次時代の上野城は大坂城を守るための城であったのに対し、
藤堂高虎築城の上野城は大坂城からの攻撃に備えるための城に改修されるという、
まったく正反対の築城目的になったのが面白いですね。

igaue2 (34) 算木積による角部が決め手なんですね。 
igaue2 (33) 堀底から上端までの高さは30メートルで日本一!

城友・日向守さんと思わず見とれてしまう、高石垣。高虎の城に対する美意識さえ感じ取れます。
ここまで二人で城内くまなく結構な距離を歩いています。
・・というところで城内にある茶店にて一服していきます。

igaueno1 (19) igaueno1 (20)
美しい池を見ながらの、落ち着いた佇まいに、伊賀上野城の感想談義も盛り上がるのです。

igaueno1 (21) 
なんとも美味しい、ぜんざい(おしるこ?)に心も体もあったまるのでありました。

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プロフィール

 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
   久太郎と申します。
   「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
皆様のおかげで開設以来5年目を迎えることができました。
(2016年4月6日開設)

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースを大切にして走ってます。

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