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尾張 前野氏屋敷 🏯『武功夜話』の発見で一躍脚光を浴びる

尾張 前野氏屋敷 (愛知県江南市前野町西・八屋敷)

宮後城と五丁堀砦のすぐ近くに前野氏の屋敷址があります。
県道沿い脇に案内看板とひょうたんをレリーフにした石碑があり目に止まります。
黒板張りの土蔵も目を引きますね。

maeno (1)
前野長康は「将右衛門」長康として名が親しまれています。

秀吉が信長に仕えていた頃からの最古参の家臣の一人で蜂須賀小六とは義兄弟の関係にありました。
当然、秀吉の墨俣一夜城築城にも協力したといわれ、以後も秀吉の重要な合戦に参加します。
秀吉の弟・羽柴秀長蜂須賀小六と並ぶといっても過言ではない働きぶりで秀吉政権を支えます。

しかし、豊臣秀次の後見役となっており、秀次の謀反の嫌疑をかけられた際に罪を問われ
連座して切腹を命じられました。・・正直、ひどい話だと思います。
秀吉の天下取りを支えた大人物ですぞ!(*`皿´*)ノ

maeno (4)ひょうたんをあしらった石碑が面白いですね。

長康の存在が見直されるようになったのは※『武功夜話』が発見されてからのようです。
しかし、どうしたことかその功績を大きく取り上げられることはありません・・。
さる大河ドラマ『利家とまつ』や『秀吉』でも登場はするもののその存在は薄かった・・。

※『武功夜話』は「前野家文書」と呼ばれ、前野氏の歴史をまとめた書物として伝わっています。
昭和34年の伊勢湾台風で蔵中に入水、破損した蔵内を整理中に発見されたそうです。

maeno (5)

聞ク所ニヨルト・・、『武功夜話』は、長康と蜂須賀小六の活躍が軸として記録で
『信長公記』等にはないリアルで貴重な場面も書かれているようです。
信長の室、吉乃との仲睦まじい様子も見られますね。

ただどうしても細かい部分での記述内容で誇張されていたり
史料的価値としての是非は現在でも論争があったりします。
しかし信長や秀吉らの若い時代の生々しい行動が綴られた貴重な史料に変わりはありません。

前野長康が見直されつつも今一つメジャーになれないのもそういった諸事情があるようです・・。
その反面、歴史小説などには使い勝手がいいのでしょうか?
かなりの出番がみられるようです。目立ってます、セリフも多いです(笑)。

1ファンとして前野長康さんをこれからも応援していく所存であります。




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 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
   久太郎と申します。
   「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
皆様のおかげで開設以来5年目を迎えることができました。
(2016年4月6日開設)

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースを大切にして走ってます。

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