紀伊 曽根城 🏯賀田湾を一望できる躑躅が似合う城

紀伊 曽根城 (三重県尾鷲市曽根町杉城・城山) <市指定史跡>

kiisone (36)曽根城は美しい賀田湾を見下ろす城山頂上に築かれています。

kiisone (34) 賀田湾は絵を描きたくなるような美しさ。

kiisone (3) 城山公園に駐車して歩きます。

曽根集落より飛鳥神社を目指し、案内に沿って寺尾林道を登っていきます。
中腹にわりと広い駐車場がありますので下車して散策。
まずはいきなり現れる城郭顔負けの猪垣にびっくり!

kiisone (41)kiisone (40)実に長さ約2kmにも及ぶ猪垣は圧巻です。

説明版にもあるようにまるで曽根城の外郭のように見えたりします。
それにしてもすごい石垣です。
先人たちの村の作物を守る知恵と労力に改めて脱帽します。

kiisone (5)曽根城案内板がある広場に到着。城址まで500mかぁ・・。

kiisone (7) 背後の登山道からいざっ!

kiisone (9)kiisone (8)
登山道の脇は林業用に伐採された山肌があらわになっていました。

kiisone (11)登山道は長い道のりですが整備されていてとても登りやすいです。

kiisone (10)途中、城山夫婦岩で休憩するといいです。仲のいい岩(´∀`*)。

kiisone (13) 背後の尾根に到着、結構やれやれです(汗)。

kiisone (15)大きな堀切にさしかかります。橋が設けてありました。

kiisone (39)深く幅の広い堀切に感動しながら渡るのでした。

kiisone (16)橋架部には石垣の普請址も見られます。

kiisone (20) kiisone (38)
物見岩へと登ってみましょう。なんだか期待に胸が膨らみます。

kiisone (37)うおー!思わず、絶叫!賀田湾と漁港が一望です。(*´∀`人 ♪)

あまりに静かで美しい眺望に時間を忘れ、しばし見とれてしまいます。
折角ですんで、リュックをおろし、コンビニおにぎりを食べながら満喫タイムを取ります。
漁船の出入りを山頂から目で追うのもなかなかオツなものです。

kiisone (25)主郭中心部に木製の碑がたちます。

kiisone (26) 広くはありませんが本丸の様子です。

曽根城は別名を「つつじが城」というように、城内には躑躅がたくさん植えられています。
おそらく4月5月には満開となり、さぞかし美しい光景となるのでしょう。
今回はまだだいぶ早いのでほんのちょっとしか咲いていませんでした。

kiisone (12)ほんの少しだけの開花でしたが、それでも綺麗でした。


曽根城は弘治年間(1555年~1558年)曽根弾正によって築かれたといわれます。
築城の由来が実にユニークというか世相を映する話なのです。

曽根氏は近江国六角氏の一族。
曽根周辺4か村民はたびたび出没する盗賊や海賊から村を守って欲しい、と六角氏に嘆願します。
六角一族である佐々木宇右衛門正吉が一族郎党を率いて城を構築。

周辺八か村を警護・守備します。
なんだか「七人の侍」みたいなエピソードですね。
そして曽根弾正正吉を名乗ります。

曽根氏は当初、伊勢国司北畠氏に属していましたが、北畠氏が信長に滅ぼされると
曽根弾正・孫太郎親子は新宮城の堀内氏善に従うようになりました。

kiisone (33) 曽根氏屋敷址前の飛鳥神社。

現在、飛鳥神社の前には曽根弾正の館の址も伝わっています。
今回は時間の都合で訪問できませんでしたが、屋敷城を呈していたようです。

kiisone (28) 楯石なる岩。

kiisone (29) kiisone (30) 鯨岩。

kiisone (31)全体が岩山の中にも、石垣が見られなかなか堅固な城郭です。

曽根城は見所がたくさんあって見学しがいのある山城です。
ことに物見岩からの賀田湾の素晴らしさは頭から離れません。
できれば躑躅が咲き誇る時期にまた来てみたいものです。




スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
久太郎と申します。
「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
おかげさまで、昨年4月6日に開設して以来、一年を迎えることができました。

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースで好きなように走ってます。

どうかご笑覧くださいませ。

僕には城がある?
朝夕がひんやりとしてまいりましたね。
3人の息子のバスケットボールクラブ活動をずっと応援してきましたが、この夏に三男が中学生としての活動を終えて以来、なんとなく物足りない週末を送っております。
あなたには「城とマラソンもあるじゃない」と言われればそうなんですが、試合の合間合間にその会場近くの城を訪ねるのが本当に楽しみでした。
・・と思っていたら高校生の次男の試合もぼちぼちあるようですので、今後はそちらにも足を運べそうです。
「えっ!?来なくていい?」
・・まぁ、そういうお年頃でしたね。(そりゃそうだわな)
城もあればマラソンもある!・・でもこれからも陰で応援していきます。
最新登城記事
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新コメント
検索フォーム
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
リンク
来城者数