越前 戌山城 🏯大野城を眺めながらの本格的山城見学

越前 戌山城 (福井県大野市犬山) <市指定史跡>

GW,兄弟での越前の城めぐり、次なる目的地は戌山城(いぬやまじょう)です。
ここ大野市は名水の町、といわれるだけあって、街並みや道路、田園風景、山川の景色・・。
どこを走っても、すばらしいロケーションが広がっています。

e-inuyama (1)

戌山城へは北西の尾根先にある「みくら清水」から登るルートが一般的です。
入口近くの路肩に5台ほど駐車でき、遺構を見学しながら登れます。
城址を示す立て案内板が見印です。

e-inuyama (22)
案内版には縄張り図もあります。

この清水は戌山城の水源として1日に3度、城内から水を汲みに降りてきたのに由来します。
あとで体感しますが、汲みにくる人、・・さぞかし大変だったと思います。
城内で井戸水が確保できなかったのでしょうが、籠城時はアウトですね・・。

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登山道はよく整備されています。急なポイントにはロープもかけられていました。

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しばらく歩くと大堀切がお出迎え。ロープと階段がなければとても登れません・・。

e-inuyama (4)深く急斜面になっている様子です。

e-inuyama (6)堀切の端部は巨大な竪堀になっており、めまいするほどの規模です。

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これですね、落ちたら最期、麓まで転げ落ちるでしょう。(/ω\*)

e-inuyama (3)
しかもこの竪堀、写真では判りずらいですが、連続畝状となり、かなり堅固な様子です。

戌山城は本丸につながる尾根すべてにこのような大堀切と竪堀のセットがみられます。
とくに斜面の勾配は急で横移動はほぼ不可能な状況です。
我々もじわりじわりと太ももにダメージを食らってきているのがその証拠です。

e-inuyama (9)またもや眼前に現れた大堀切にたじろいでしまいます・・。

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目の前の巨大堀切にさすがに前身を躊躇する弟クン。

この大堀切を越えた先には本丸が待っています・・。
越えねばならない最難関に直面した時も「味わう」ことは大切にしたいものです。
とても見応えのある大堀切ですが、その防御力を身をもって体感することになります。

信頼して掴んだロープがたるみで転倒。
これが堀切の威力なのか、体力不足が招いた失態か・・。
誰もいない山城で野郎ども2色の悲鳴が響き渡っていました。

e-inuyama (13)
そしてなんとか広々とした本丸に到着です。奥には説明版がたっていました。

e-inuyama (35)あがった息を落ち着かせるためにも、熟読してます・・。

朝倉氏の大野郡、重要拠点だったことが窺えます。
朝倉氏が織田信長に滅ぼされると金森長近が大野郡を領してまずこの戌山城に入城。
亀山の地に大野城を築城して移るまで機能しました。

e-inuyama (37)
本丸の切岸も取り付き不可能なほどの急勾配です。

ここでしばし、小休止。息が整ったら再出発します。
この先にはお待ちかね、「天空の城、大野城」の撮影ポイントで有名な展望地へ。
心弾ませながら進むのでした。

e-inuyama (28)
さわやかな尾根道をたどって展望ポイントへ。

e-inuyama (32) 2人して「いやぁ~、素晴らしい!(^ω^ ≡ ^ω^)(ハモってます)」

ここで二人で記念写真を撮り、しばし景色を眺めていました。
大野城もきれいですが、それをとりまく里と町、さらにそれをとりまく大自然に心が洗われます。
素晴しい景色と目を見張る遺構、体力勝負のアスレチック要素を備えた最高の山城、戌山城でした!

inuyamayori.jpg次は、あの大野城へと向かいます。




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プロフィール

 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
久太郎と申します。
「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
おかげさまで、昨年4月6日に開設して以来、一年を迎えることができました。

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースで好きなように走ってます。

どうかご笑覧くださいませ。

僕には城がある?
朝夕がひんやりとしてまいりましたね。
3人の息子のバスケットボールクラブ活動をずっと応援してきましたが、この夏に三男が中学生としての活動を終えて以来、なんとなく物足りない週末を送っております。
あなたには「城とマラソンもあるじゃない」と言われればそうなんですが、試合の合間合間にその会場近くの城を訪ねるのが本当に楽しみでした。
・・と思っていたら高校生の次男の試合もぼちぼちあるようですので、今後はそちらにも足を運べそうです。
「えっ!?来なくていい?」
・・まぁ、そういうお年頃でしたね。(そりゃそうだわな)
城もあればマラソンもある!・・でもこれからも陰で応援していきます。
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