信濃 井川城 🏯水田の中に残った大木と土壇

信濃 井川城 (長野県松本市井川城1丁目・古城)<市指定史跡>

木曽の奈良井宿で城とダムを堪能した後、松本市に向かいました。
洗馬宿まで走ると今まで両脇にあった木曽の山々が遠のき、平野部に入っていきます。
「信濃に入ったのだ」と思うのであります。

ここから国道19号とお別れ、善光寺街道より奈良井川沿いに松本入りしていきます。
日中でもこの間道は空いており、楽々松本まで辿り着きます。(景色もきれい)
名城・武居城にも寄りたいところですがまた次回とします。

そして松本入り、井川城に向かうこととしました。

s-ikawa (6)田畑に囲まれた井川城の姿。

s-ikawa (2)

周囲は宅地や田畑となっていて遺構が残っている形跡はありません。
わずかな土盛りがあり、案内板が設置されていました。
土壇中央から空に延びる大木が青空に映えていました。

s-ikawa (7)

s-ikawa (3)

信濃国守護職となった小笠原貞宗が松本平に進出した際に居城として築いたものとされます。
子・政長が元応元年(1319)に井川館にて生まれたとあり、以後小笠原氏の本城として続きました。
市内では最も古い、歴史の長い館城だったんですね。

s-ikawa (5)
きれいな水の頭無川。

頭無川を堀として取り込み、利用していたようです。
城を半周、ぐるっと囲むように流れていました。
湧き水が豊富な生活居城としても絶好な場所であったことでしょう。

このような土壇だけの城址というのも味があるものです。
土地改良・造成・開発などで次々と消滅していく平野部の城。
井川城が指定史跡として今後とも大切にされていかれることを願っております。



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 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
久太郎と申します。
「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
おかげさまで、昨年4月6日に開設して以来、一年を迎えることができました。

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースで好きなように走ってます。

どうかご笑覧くださいませ。

「晩秋」
「秋」、というと皆さんはまず最初に何を連想するのでしょう?
四季がうつろいゆく様子が最も目と肌で感じることができる季節なのではないでしょうか?
今年の秋は久太郎にとっては一段と物悲しい季節になりました。
しかし、その思いが故にまた大切なことを感じる季節にもなりそうです。
でもなんだか秋の歌っていいですよね~。
以前なら、男闘呼組さん達の「秋」を熱唱していたものですが(古いですな)、あ、ナンノちゃんの「秋からもそばにいて」もいいかも?
(それも古いよ(#^ω^))
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