安曇野マラソンコース周辺の城館めぐり・その1(スタート地点周辺)

松本城をあとにして豊科方面へと向かいます。
ここからは明日のマラソンコースの下見を兼ねた安曇野城館めぐりの始まりです。

コースの下見と城館めぐり、どちらがメインなのかと聞かれたならば・・。

どちらも大事!」(きっぱり)

戦国大名がその土地の民情視察・軍事訓練・身体鍛錬を兼ねて鷹狩りを行ったと同様、
マラソンを兼ねた城館見学、とでもしといてくだされ。
(結局、城じゃん・・)

明日のハーフマラソンコースの地図を片手に探り走る「安曇野・十二城編」
はじまり、はじまり~。
(決して聖闘士星矢・十二宮編のパクリではありません)

まずは下図に示した↓、スタート地点周辺5城館を訪ねていきます。

azumihalfs4-2.jpg

マラソンコースもわかるように大会パンフレットを転用・修正加工させていただきます。
青い四角形が城館の位置と範囲(おおよそ)を示しています。
時間的都合上、ささっと一気にいきますので、是非ついてきてください(笑)。



信濃 真々部氏館 (長野県安曇野市豊科高家真々部) <市指定史跡>

azumist4 (1)
金竜寺の北一帯が館址でした。城址碑が土塁痕の上に立っていました。

azumist4 (2)
武田軍団が駆け抜けた千国街道、「武田の棒道」に接する要衝でした。

azumist4 (4)
真々部城、とあるのが主郭部で広い城下町も宿城として整備されました。

azumist4 (3)
西側の土塁がわずかに残っていました。

真々部氏は武田氏に属し、武田氏の信州経略に協力したようです。
この頃の城主として真々部尾張守真光らが伝わっています。
説明版が本当にわかりやすく、往時をしのぶことのできる城館でした。



信濃 鳥羽館 (長野県安曇野市豊科上鳥羽) <市指定史跡>

azumist4 (5)土塁端に立てられていた城址碑。

こちら鳥羽館はマラソンコースのスタート地点、目と鼻の先にあった城館です。
水堀が見られる感動的な遺構に出会えました。

azumist4 (6)
水堀と土塁が当時の姿をとどめているようです。

azumist4 (17)
この部分のみ残った館の北西角部の堀と土塁の様子です。

ジムニーのルーフキャリアに登って撮影しました。
視覚一杯に広がる館城の様子が伝わってきて感動しました。

azumist4 (18)
堀の水もさすがに綺麗ですね。湧き水でしょうか・・。美しかった・・。

城址碑の案内板によると、小笠原氏の一族、丸山将監の居館と伝わります。
真々部氏とは地縁的に協力しあう関係だったようです。
この部分だけでも充分に平城居館の雰囲気が味わえました。



信濃 飯田砦 (長野県安曇野市豊科高家中飯田・本城) <市指定史跡>

鳥羽館から東へほぼ1km、飯田砦を訪ねます。
名前の通り、飯田氏の館址、と伝わっています。

azumist4 (21)

azumist4 (7) azumist4 (12)
道路脇に立つ城址石碑と奥には大手道の石碑もありました。

こちらは個人宅の敷地内ですので今回は外周からのみの見学になります。

azumist4 (8)
勘左衛門堤のある主郭北側にも立派な城址碑がありました。

城址碑の説明によると、武田軍進出に備えて築城された砦、とのことです。
写真は控えさせていただきますので、外周より観察した感想になります。
周囲を土塁と堀に全周が囲まれており、比較的、原型をとどめているようです。

azumist4 (9)
城址碑の裏面も要チェックや!

大手口には平入虎口が残っており、土塁も高い所で2m弱ありそうです。
ほぼ完存しているようなので非常に貴重な遺構だと思います。



信濃 吉野町館 (長野県安曇野市豊科吉野) <市指定史跡>

吉野の区域には2つの城館が伝わっています。
南に位置するのがこちらの吉野町館です。

azumist4 (13)
城址碑が個人宅の入口に立っていました。

ここにきて気付くのですが、ほぼほぼ全城館に碑が設けられていることに脱帽です。
いかに歴史と文化を大切にしているのかがうかがえます。
個人宅の所有者さまのご尽力もあってのことであると思います。

azumist4 (22)
水田との境に堀らしき址が見られました。

こちらも個人宅、ということで踏み入れ探索は控えさせていただきました。
館は日岐氏の居館跡との伝承があります。
日岐丹波守盛武らが城主として伝わっています。



吉野堀屋敷 (長野県安曇市豊科吉野) <市指定史跡>

今一つの吉野の城館が、こちらの吉野堀屋敷です。
道路に沿っていくと、突然現れる堀屋敷に一見して城館だと気付かされます。

azumist4 (23)
堀と土塁が平列して延びています。

azumist4 (14)
お屋敷の入口脇にたつ城址碑。

azumist4 (16)
裏手奥に延びる見事な堀に感動してます~。

こちらも現在は個人宅の敷地ですので、あくまでも道から見える範囲での見学です。
館は丸山丹波守によって吉野郷の開発を意として築城されたと伝わります。

azumist4 (24)
南西角部の土塁と堀の様子。土塁は1mくらいの高さがあります。




以上、マラソンコーススタート地点周辺の城館めぐりの第1幕でした・・。
(すでに疲れました・・)
こうして城めぐりしていると、結構たくさんあるものですね。
スタート地点でこんなにも・・、果たしてすべて回れるんでしょうか?

少々不安を感じながらも、何かにかきたてられるように次々とめぐりめぐっていくのであります。
(そう、自分でも理解できない何かに・・)
第2幕、マラソンコース中間区周辺の城館めぐりに続いていきます。

ここまでお付き合いしていただき、ありがとうございました!

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非公開コメント

つける薬がございません・・。

@らんまるさまへ
「重症」とかと呼ばれることにまんざらでもない気持ちになる・・。
らんまるさんもそんな中のお一人ではないでしょうか(笑)
・・失礼いたしました。

残念ながら中塔城、岩原城は眺めて終わりです(笑)
自慢の脚がマラソン当日ポンコツになりますからね。

では小岩嶽城?・・走る前に憑りつかれるのは遠慮します。
小倉城、田多井城郭群、平瀬城城郭群、らも予定外です。

・・ということは・・?
もう消去法であそことあそことあそこ、です(笑)。

近いうちにまた記事にしたいと思っております。
ホントにすぐ書かないとデットストックになりかねませんからね~。

らんまるさんにはいつものぞいていただきうれしく思っております。

重症でございます・・

地元民も真っ青な探索ぶりに驚愕しておりますw

ハーフマラソン参加がメインなのか、城館巡りが優先事項なのか・・・
二兎を追うものは二兎を得るという結論かと・・・(笑)

ここら辺の中ボスは岩原城でしょうか。在庫消化出来ずに未だ記事にならず2年間デットストックになりました。ラスボスは中塔城と岩原古城ですね。隠れキャラで梓川の源流付近に殿様小屋というのがありますが、前人未到で遭難確実・・(汗)

大町市~白馬村~小谷村にかけての山城は地元民でも攻略のタイミングに苦労する物件ばかり。3年越しで未だ辿り着けない城も何ヵ所かあります。
貴殿のように計画性をもって攻略したいものです・・・(笑)

No title

@Y吉さんへ
手厳しいご意見、ごもっとも(笑)
しかし、いかんせん、この病的挙動こそが、それがしの本当の姿です。

楽しいときは、思いっきり楽しもう、と思ってしまいます。
後先考えない行動にいつも奥方や子息らに怒られてばかり・・。

しかし、本命レースに関しては誓って真面目に取り組みます。

よって静岡でのフルマラソンは万全の状態で臨むつもりです。
万全を期しても何がおこるかわからない・・。
それこそがフルマラソンの醍醐味ではないでしょうか?

No title

確かにマラソン前日にダム、城、下見をやって、山小屋で宿泊ともなれば、疲れが取れないのが納得です。
秋の静岡ではほどほどに。
プロフィール

 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
久太郎と申します。
「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
おかげさまで、昨年4月6日に開設して以来、一年を迎えることができました。

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースで好きなように走ってます。

どうかご笑覧くださいませ。

「晩秋」
「秋」、というと皆さんはまず最初に何を連想するのでしょう?
四季がうつろいゆく様子が最も目と肌で感じることができる季節なのではないでしょうか?
今年の秋は久太郎にとっては一段と物悲しい季節になりました。
しかし、その思いが故にまた大切なことを感じる季節にもなりそうです。
でもなんだか秋の歌っていいですよね~。
以前なら、男闘呼組さん達の「秋」を熱唱していたものですが(古いですな)、あ、ナンノちゃんの「秋からもそばにいて」もいいかも?
(それも古いよ(#^ω^))
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