越前 鉢伏城 🏯木ノ芽峠城砦群の中で最も大きい詰城的存在

越前 鉢伏城 (福井県南条郡南越前町二ツ屋・鉢伏山) <町指定史跡>

ギラギラ照りつけるおてんとう様は益々容赦なく・・。
にも反して、まだ見ぬ城址への憧れは増すばかり・・。
蝉しぐれの中、夏のスキー場を一人歩いていきます。

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木ノ芽峠城・観音寺丸城から続く尾根道を進んでいくと
急に視界が開けて夏のスキー場へと解放されます。
一瞬、「道を間違えたかな?」と思いましたが、城址への方向案内を確認して安堵。

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3ヶ所のポイントに立てられた案内板で揺らぐ気持ちを落ち着かせます。
本当にこんなところに城址があるのかな?まだちょっと心配。
スキー場のリフト乗り場も横目にやり過ごします。

e-kinome (42)そして、目に飛び込んできたこの城址案内板、到着です!\(^o^)/

ひたすら山頂部に向かうことで到着です。
城址案内板を見つけ、一人歓喜の声。

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主郭部の周囲には土塁が巡っています。

・・なんとなく夏山の高原に来たような錯覚をうけます。
二重の堀切と土橋を渡ると、虎口に至り、広い曲輪がお出迎えしてくれます。

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中心部のみ下草が刈られた鉢伏城の主郭部。

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スキーシーズンの降雪位置に合わせた設置案内のため、位置が高すぎ!

ここでモスクワ、北京、ウラジオストク、等を指されても今一つピンとこない・・。
しかし冬はそれほどに雪が積もる、ということなのでしょう。
冬の籠城は無理そうです、ということがわかりました。

e-kinome (28)城の規模は木ノ芽峠城砦群の中で最も大きいようです。

城は大きく2つの曲輪に分けられますが、周囲に土塁を巡らした山頂部の曲輪が中心となっています。
木ノ芽峠城砦群の中でもやや独立性のある城郭といってもよいでしょう。
この城からは遠くに敦賀湾と敦賀金ヶ崎城・手筒山城を望めます。

e-kinome (27)ちょっと木が邪魔してて金ヶ崎城と手筒山城が見えてない・・(お許しを)

写真の左下に切れてしまってますね・・。
き、きっと雪が積もった時なら見下ろせるのではないかと・・(汗)
(でも自分・・スキーもスノボもしませんから!、残念!、フレーム外斬り!)

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城は、木ノ芽峠側の防備が固く、木ノ芽峠城塞群の詰の城的役割を担っていたと思われます。

鉢伏城は元亀元年(1570)織田信長が越前に侵入した際に、朝倉方によって築かれました。
朝倉家臣の印牧弥六左衛門能信が守ったそうです。

天正3年(1575)8月、信長は大軍勢で越前攻めを敢行します。
これに対し一揆衆は板取城に下間頼俊、木ノ芽峠には西光寺真教ら
そしてここ鉢伏城には専修寺賢会阿波賀兄弟らが入城します。

今庄の燧ケ城には大将の下間頼照が入ります。
結果は前回の記事で記した通りです。

朝倉氏、一向一揆門徒、そして織田勢と深く関わった城として
また古来から平氏一門、源義仲、南北朝諸氏らも重要視した木ノ芽峠城城砦群。
ここ鉢伏城をもって見学終了といたします。

鉢伏城ですが、冬はぜひスキーリフトでどうぞ・・。
でも、雪に埋もれまくりで、結局遺構わかりませんから!、残念!、埋雪斬り!
拙者、マラソンは好きでもウインタースポーツはてんでダメですから!、・・切腹!



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プロフィール

 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
久太郎と申します。
「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
おかげさまで、昨年4月6日に開設して以来、一年を迎えることができました。

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースで好きなように走ってます。

どうかご笑覧くださいませ。

僕には城がある?
朝夕がひんやりとしてまいりましたね。
3人の息子のバスケットボールクラブ活動をずっと応援してきましたが、この夏に三男が中学生としての活動を終えて以来、なんとなく物足りない週末を送っております。
あなたには「城とマラソンもあるじゃない」と言われればそうなんですが、試合の合間合間にその会場近くの城を訪ねるのが本当に楽しみでした。
・・と思っていたら高校生の次男の試合もぼちぼちあるようですので、今後はそちらにも足を運べそうです。
「えっ!?来なくていい?」
・・まぁ、そういうお年頃でしたね。(そりゃそうだわな)
城もあればマラソンもある!・・でもこれからも陰で応援していきます。
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