越前 真柄館 🏯姉川合戦に散った北国無双の豪傑・真柄直隆の旧蹟

越前 真柄館 (福井県越前市上真柄町)

剛力、一振りごとに敵兵を撫で斬りにすること十人・・。
五尺三寸(約160センチ)の大太刀を水車のように振り回して戦う姿・・。
三国志でいう豪傑ばりの勇将らがかつて越前にもいたようです。

彼の名は北国越前の無双の豪傑、真柄十郎左衛門直隆です。
そして弟の直澄、嫡男の直基です。

自分にとってまだ小学生のころからずっと憧れている勇将です。
姉川合戦の講談風劇画で彼の戦う様子が描かれており、引き込まれてしまいましたね・・。
以来、某SLGの野望シリーズではついつい大抜擢してしまうキャラでもあります。

彼の故郷の近くまで来たので訪ねてみました。

makara (13)
真柄町交差点北口には直隆の碑がありました。

makara (1)北国の豪勇・真柄十郎左衛門直隆誕生の碑です。\(^o^)/
(真柄氏の館跡を示すものではありません)

直隆は越前の刀匠・千代鶴国安が鍛えたとされる五尺三寸(約160cm)もある大太刀・「太郎太刀」を愛用。
姉川の戦いでは「太郎太刀」を振り回し、戦ったとされています。
体格も立派であったようで、身長も2メートルを越え、体重も250kgという巨漢だったようです。

石碑も彼の体格に合わせたような巨大で立派な碑です。

makara (2)
石碑の裏には直隆の活躍振りが刻まれていました。

弟には真柄直澄、子には真柄直基がおり、いずれも豪傑揃いでした。
朝倉義景を頼って足利義昭が一乗谷を訪れた際も、その御前で大太刀を振り回したとされます。

makara (7)直隆らを弔うため建立された通称・「おこり地蔵尊」が通沿いにあり。

makara01.jpg

真柄氏は真柄荘の国人であり、独立性の高い国人衆であったとされています。
そのため朝倉氏に対しては、完全な家臣というわけではなく、被官臣従の立場にありました。
どうやら館の位置の特定は不明なようです。

makara (14)
トミヨが生息する美しい川、治佐川がすぐ近くを流れます。

makara (5) makara (6)
ここでも名水といわれる井戸水をご賞味。バイガモの花が可愛らしく咲いていましたね。

近くには真柄直隆らの菩提寺もあるとの事で参拝してまいりました。

makara (15)
真柄十郎左衛門の墓がある興禅寺にやってきました。

makara (8) makara (12)

makara (10)墓前に大下駄が置かれている真柄直隆らのお墓に手を合わせます。

まさかこのサイズの下駄を履いていた、なんてことは・・。ないですよね・・。
でも意外とそうかもしれません、なんせ2メートルの250kgの巨躯ですからねぇ!

makara (9) makara (11)

姉川の戦いでは朝倉・浅井両軍は次第に打ち崩され、敗走を始めます。
直隆らは味方の撤退を助けるために、徳川軍の前に立ち塞がり、突撃!
12段構えの陣を8段まで突き破る大奮闘を見せました。

だがついに力尽き、徳川方の匂坂三兄弟との戦いで死を覚悟。
「この首を取って武功とせよ」と告げ、敵に自身の首を献上して果てたそうです。

makara (3)
近所にある「越前そばの里」で食事休憩をとりました。

超・真面目に真柄館周辺を散策したせいか、お腹がかなり減りました。
すぐそばに越前そばの里があり、ここで美味しいお蕎麦を大盛でいただきました。
蕎麦の手打ち体験や工場見学もできるようです。(また今度ですがね)


姉川合戦、朝倉方のヒーローともいえる直隆公の旧蹟を訪ねることができ
そして、美味しいお蕎麦もたらふく堪能できて、大満足になるのでした。
憧れの武将の旧蹟を訪ねる、実にいいものですね(*^_^*)!

直隆が使用した太郎太刀は、愛知県名古屋市の熱田神宮宝物館に奉納されています。
(直隆の太郎太刀は白山比咩神社にあるものがそうである、ともいわれています。)
刀身221.5cm、重さ4.5kgもあり、「5尺3寸(約160㎝)」よりもはるかに長いです!

また弟・直澄の次郎太刀も熱田神宮に奉納されているそうです。
そして嫡男・直基も4尺3寸(約130cm)の太刀を振るって父が討たれた後、敵中に引き返し、
青木一重らの郎党を討ち果たし、血まみれになりながら絶命するのでした。

真柄兄弟親子の身を呈した壮絶な討ち死は撤退する朝倉軍における中での
強烈なハイライトシーンとして今なお語り継がれています。


真柄直隆公出生地の碑の場所を示します。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
久太郎と申します。
「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
おかげさまで、昨年4月6日に開設して以来、一年を迎えることができました。

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースで好きなように走ってます。

どうかご笑覧くださいませ。

「晩秋」
「秋」、というと皆さんはまず最初に何を連想するのでしょう?
四季がうつろいゆく様子が最も目と肌で感じることができる季節なのではないでしょうか?
今年の秋は久太郎にとっては一段と物悲しい季節になりました。
しかし、その思いが故にまた大切なことを感じる季節にもなりそうです。
でもなんだか秋の歌っていいですよね~。
以前なら、男闘呼組さん達の「秋」を熱唱していたものですが(古いですな)、あ、ナンノちゃんの「秋からもそばにいて」もいいかも?
(それも古いよ(#^ω^))
最新登城記事
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最新コメント
検索フォーム
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
リンク
来城者数