武蔵 丸墓山三成陣所と石田堤 

武蔵 丸墓山石田三成陣所と石田堤 (埼玉県行田市埼玉一帯)

弟とゆる~く行く、映画「のぼうの城」史跡めぐりシリーズ④

丸墓山石田三成陣所

忍城をあとにして向かったのは石田三成が忍城攻めの際、本陣とた丸墓山古墳です。
丸墓山古墳は、直径105m、高さ18.9mの円墳で、円墳としては日本最大です。
一面平野の地の中ではこちらの古墳群が周囲より小高い丘となり点在しています。

鉢形・忍 (53)
国内最大の円墳であったとは、知りませなんだ・・。

鉢形・忍 (121)夏草に覆われた丸墓山古墳こと、石田三成公の本陣です。

さきたま古墳公園には無料駐車場があり、公園として整備されています。
歩いて各古墳をのんびり巡り歩いても楽しいかと思われます。

鉢形・忍 (120)

現在多くの古墳が立ち入り禁止になっている中、ここ丸墓山古墳は登ることができます。
(古墳群のうち、丸墓山古墳と前方後円墳の稲荷山古墳も登れます。)

鉢形・忍 (119)

ここで三成は利根川と荒川を利用した水攻めを行うことを決定します。
忍城を取り囲む総延長約28キロメートルに及ぶ石田堤を約1週間で完成させました。
両河川の水を引き入れた忍城の周辺は一面が湖水となったようです。

securedownload.jpg三成はこの場で昼夜を通しての突貫工事の指揮をとりました。
どれどれ(○・_ゝ・○)ノ、三成の目にはどんな風に城は見えてたのかな?

鉢形・忍 (55)おおっ!(;゜0゜) 見えます!見えます!o(≧ω≦)o

望遠で撮った写真ですが、場所さえロックオンすれば肉眼でも充分確認できます。

三成としては初めての総大将としての城攻めだったようで。
本人の高揚した鼓動が伝わってくるようです。

・・しかし、三成らの判断だけで、膨大な費用のかかる水攻めを決行できるのでしょうか?
三成は水攻めの策をあらかじめ秀吉に打診して、秀吉の指示のもとに決行したようですね。



石田堤

さて、大規模な水攻め計画が決行されました。
秀吉からすれば、水攻めは己の富と力を関東はもちろん、日本中に見せつける絶好の機会です。
秀吉は何が何でも城攻めの演出をしたかったのでは?・・と思います。

次に向かったのは石田堤歴史公園とその周辺です。
石田堤がよく残っている場所があるとのことで見学していくことになりました。

鉢形・忍 (62) 石田堤石碑。
鉢形・忍 (69) 説明版もあり。

鉢形・忍 (72) 鉢形・忍 (71)
通り沿いに堤の址が残っているポイントを見学していきます。

鉢形・忍 (73) 堤に沿った細長~い形の公園に到着しました。

鉢形・忍 (75)ほぼ、現代の河川堤防と言っても過言ではない規模の堤です。

鉢形・忍 (74)
堤の断面が把握できるようになっていました。

鉢形・忍 (76)
堤の上部が延々と続いています。(目視の範囲で)

これだけの規模のものをよく造ったな・・というのが率直な感想でした。

この水攻めは結局、失敗に終わっていまいました。
当然、これほどの労と財を使いながら忍城を落とせなかった三成は将としての器が問われます。
三成は手際の悪い戦下手な武将であったのでしょうか?

その結論は見直す必要があると思うのです。

忍城は水害の際でも水を被らないことから、別名「浮き城」と呼ばれていました。
その名がついいたこの城は、元々水没させること自体、困難な城だったのでしょう。

それに三成の陣中には大谷吉継をはじめ、真田昌幸親子ら知恵者も多く参戦していたハズ・・。
三成が忍城を水攻めにする以前にも、実は上杉謙信がここ丸墓山より忍城を攻めた際も失敗しています。

三成にとってはすでに勝負の見えた戦い。
秀吉からの命令を条件下ギリギリのところで応えようとしたのではないでしょうか?
その上で初めての総大将を彼なりに進んで勤め上げたのだと感じます。

秀吉も三成も結局、「これがやりたかった。」のでしょう。

三成の目には「浮き城」、忍城はどのように映っていたのでしょう。
今回、関東屈指の名城として語り継がれていく忍城をめぐる双方の場に立ってみました。
傍らの弟クンもちょっとお疲れ、付き合ってくれてホントにありがとうです。

弟クンと丸墓山古墳から眺めた忍城がとても記憶に残った楽しい旅になりました。

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プロフィール

 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
久太郎と申します。
「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
おかげさまで、昨年4月6日に開設して以来、一年を迎えることができました。

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースで好きなように走ってます。

どうかご笑覧くださいませ。

僕には城がある?
朝夕がひんやりとしてまいりましたね。
3人の息子のバスケットボールクラブ活動をずっと応援してきましたが、この夏に三男が中学生としての活動を終えて以来、なんとなく物足りない週末を送っております。
あなたには「城とマラソンもあるじゃない」と言われればそうなんですが、試合の合間合間にその会場近くの城を訪ねるのが本当に楽しみでした。
・・と思っていたら高校生の次男の試合もぼちぼちあるようですので、今後はそちらにも足を運べそうです。
「えっ!?来なくていい?」
・・まぁ、そういうお年頃でしたね。(そりゃそうだわな)
城もあればマラソンもある!・・でもこれからも陰で応援していきます。
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