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若狭 国吉城 🏯攻め寄せる越前朝倉氏を撃退し続けた堅城

若狭 国吉城 (福井県三方郡美浜町佐柿・城山) <町指定史跡>

【若狭武田氏と被官国人衆の城址を訪ねて・その1】
-粟屋氏居城・国吉城を訪ねて-

朝夕がちょっと肌寒くなってまいりました。
長袖か半袖か・・、衣装を選ぶのに、朝の貴重な時間が過ぎていくこの頃です。
そんな選ぶほどの服もないのに・・。

ドライブがてら一泊で福井県まで行ってまいりました。(またか・・)
一昨年以来の若狭地方をのんびりとです。・・ということで、
今回からは福井県、若狭での城紀行を全7回に分けて綴っていきたいと思います。
(のんびりの割に7つもの山城は回れませんが・・)

簡単に行きたい(´∀`)σ・・、と思います。はい。

kuniyosi (16)敦賀市方面からの国道から見上げる国吉城です。

城山の真下をその名も国吉城トンネルが通っています。
国吉城は弘治2年(1556年)粟屋越中守勝久がかつての古城址に築きました。

kuniyosi (1)
まだ午前6時。どうやら一番乗りのようです(´∀`*)。

kuniyosi (14)

国吉城は佐柿集落の東方に聳える標高197.3mの城山山頂に築かれています。
山頂の主郭から北西に伸びた尾根に段々と曲輪を配してあるようです。
西尾根に伝二の丸とされる出丸、麓には城主の居館という構成です。

kuniyosi (2)磨かれた鏡のような石碑。自分が映り込まないように撮影・・。

kuniyosi (3)
居館部は散策気分でのんびりと見学できます。

kuniyosi (13)よく整備された実にさわやかな雰囲気です。

kuniyosi (12)
山頂へは折れ道を登って行きます。

kuniyosi (11)主郭部に入ると虎口と堀切が見学できます。

堀切の部分は現在発掘調査中なのでしょう。
石積が確認でき転用石と思われる石仏も何体が置いてあるようです。

kuniyosi (9)
主郭虎口部の石垣(石積)を観察してみます。

石積は主郭の周囲にも所々残っており、やはり整備途中なんでしょう。
土嚢袋のほうが多いのが気になりました。
切岸の補強のため土留め用に置かれた感じがありますね。

kuniyosi (4)
主郭部・本丸に到着です。朝陽が眩しい!

kuniyosi (7)

kuniyosi (6)麓の磨石もいいですが、昔からのこちらの石碑が好きですね。(#^.^#)

kuniyosi (8)朝陽の木洩れ日を浴びる本丸。

主郭には、北と東に虎口、南端に櫓台らしき高まりが残ります。
そらぞれから麓の様子が窺えますので、ちょっとのぞいてみましょう。

kuniyosi (5)
東虎口方面には美しい若狭湾が。

kuniyosi (10)北虎口の西端部からは、美浜町の中心部が見渡せます。

朝陽を浴びている遠くの山々と海が本当に美しかったです。
うっとりしていて耳を澄ませば、麓からの生活音が聞こえてきました。
ここに城が築かれた理由がおのずと理解できます。

粟屋勝久若狭国守護職武田元明の重臣としてこの地を治めていました。
永禄6年(1563年)から12年(1569年)まで、度々越前朝倉氏の侵攻を受けますが、これを尽く撃退。
永禄11年(1568年)には武田元明朝倉氏に越前へ連れ去られるも、降伏勧告を退けて単独で籠城。

元亀元年(1570年)には越前の朝倉氏を攻める織田信長が国吉城に入城。
若狭衆を先陣として勝久らを越前に先発させます。
この戦いで粟屋勝久は一乗谷一番乗りの武勲を挙げ、幽閉中の旧主・武田元明を見事に救出します。

その後、若狭に所領を与えられ丹羽長秀の与力となりました。
若狭武田家にこの人あり、といった感じの勝久です。
武田氏による若狭国領有は叶いませんでしたたが、主君に誠実な忠臣だったようですね。

若狭の行く末を信長に賭けた粟屋勝久の居城、国吉城でした。

早朝での訪問だったため史料館に寄りたかったのですが叶わずでした。
次回は麓の史料館にも寄ってみたいと思います。
次は若狭守護・武田氏の居城、後瀬山城を目指します。

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プロフィール

 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
久太郎と申します。
「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
おかげさまで開設以来3年目を迎えることができました。

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースで好きなように走ってます。

どうかご笑覧くださいませ。

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