大井ダム ダム湖の遊覧船めぐりも楽しめる偉大なダム

大井ダム (岐阜県恵那市大井町奥戸) <木曽川水系木曽川>
形式:重力式コンクリートダム

前回、坂折の棚田と中野方ダムを見学した続きの記事になります。
午後からは恵那峡遊覧船で周遊して大井ダムへ寄ってきました。

実は奥方、懸賞応募当選で恵那峡遊覧船無料券を密かにゲットしていたのです!
当てた本人も「忘れてた」らしく、危うく紙切れになるところを有効利用という訳です。
・・ですので、「ランチはパパご馳走してね」って・・

なんでしょう、このヤラレタ感は・・。(ま、いっか・・)

ooidum (8)日本では帝釈川ダムに次ぐ、堤高50メートル超級のダムです。

ダム下流にかかる橋からみると、堤体真正面と相対できます。
横一列整然と居並ぶラジアルゲートの様相が超カッコいいです。
航空母艦の側面を見ているようなアーミーな印象も受けます。

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真横から見るとこんな感じで迫力あります。

ooidum (11) ooidum (12)
天端は狭いのですが、歩くのには非常に風情があります。

ooidum (9)大井ダムは大正13年に完成したわが国最初の発電用ダムです.。

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・・悔しいです!「あと3年生まれるのが早ければ」、なんて戦国武将いましたっけ。

大正時代に造られた歴史的建造物でもある堤体です。
ダムの至る所に古きよき時代のレトロチックな雰囲気が発見できて楽しい。
ここ木曽川に目をつけたのは、後に「日本の電力王」と渾名された福澤桃介です。

ooidum (2)21のラジアルゲートを数えながら歩いてみました。

慶應義塾大学創設者・福澤諭吉の養子であった桃介は、木曽川のダムによる水力発電を計画します。
建設は度重なる洪水による資材流出など困難を極めましたが苦難の末、完成。
この偉業は、当時世界のビッグ・プロジェクトの一つに数えられたそうです。

ooidum (13)ダムから大井発電所を見下ろします。

ダムに付設する大井発電所はダム式発電所としては日本で初めての例であるそうです。

ooidum (14)曲線と立体幾何学とのコラボが色んな色を織り交ぜ美しいのです。

ダム堤体下の岩場を固めた結果の芸術作品となっています。
鉄分を含んだ水や腐食を含んだ水の流れのあともうまくマッチしています。
最近は目新しいダムばかりを見てきているので、逆に新鮮な気分で見学できました。

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笠置ダム、丸山ダムへと続く木曽川下流方面。

さて、大井ダムによって誕生した人造湖による名勝・・。
それが遊覧船でのクルーズが愉しめる恵那峡めぐりです。
下流の丸山ダムによって出来た丸山蘇水湖と共に、飛騨木曽川国定公園に指定されています。

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遊覧船で1時間程度のクルーズが楽しめます。

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かつては深い峡谷だった恵那峡の静かな湖面です。

ooidum (1)1
運転席のすぐ後ろに座りましたが・・。

ちょっとしくじりました。お薦めは後部座席です(笑)。
前の座席は湖面を切って走る爽快感を味わえますが、船のフレームがやや邪魔です。
カメラで景色を狙うのならゆっくりフレーミングできる後部座席が断然有利です。
(カメラショットが少ない理由・・)

ooidum (4)
奇岩・絶壁が湖の両岸にそびえ、春の桜や秋の紅葉の時期は特に絶景です。

両岸には屏風岩、蛙岩など数々の奇岩がそびえ立ち、自然の造形美が楽しめました。
三男はいたく感動したしようで、自分からカメラを奪って、パシャパシャ撮ってました。
ご興味のある方がいらしたら実際乗ってみて頂きたい、と思います。

ooidum (5)
湖岸の散策も楽しめましたよ。

また何度でも来てみたい近くの名所、大井ダムと恵那峡めぐりでした。
ダムカード終了は心残りでしたが・・。

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浮沈空母の如く

いいですねえ、ダムシリーズ!

ラジアルゲートの銃座に「12.7mm連装高角砲」を備え付ければ対空防御は完璧です(なんのこっちゃ・・・笑)

それにしても日本人の「ものづくり」には日本の伝統的な美学が織り込まれていて、イチイチ感動しますよね。違法建築とか言われる戦艦「山城」「扶桑」の艦橋も幾何学的で日本的な美しさがあると思うんです・・・(結局ミリタリーかい・・・汗)

遊覧船は黒四だけじゃないんですか、勉強になりました。
このダム湖で「痙攣するまでスワンボートをあの娘と漕いでみたかった青春」を思い出します(爆)
プロフィール

 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
久太郎と申します。
「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
おかげさまで、開設以来、3年目を迎えることができました。

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースで好きなように走ってます。

どうかご笑覧くださいませ。

24時間戦えますよ
今年のゴールデンウィークはなんとか2日のお休みが取れました!
一日は久しぶりに家族全員にて本格アスレチックとテニスで汗を流しました。
もう一日は弟クンと丹波地方へ城めぐりに行けました。
渋滞を避けるため前日の夜から出発し、現地では早朝から山城を立て続けで攻め登ります。
4つの山城と2つの平城の見学をして帰宅したのは深夜12時。
次の日はいたる所が2日分の筋肉痛・・。
24時間戦えますか?と聞かれたら・・。
城のためなら(なんとか)戦える久太郎でありました。
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