紀伊 小松原館 🏯紀伊守護をも凌いだ湯川氏の居館

紀伊 小松原館 (和歌山県御坊市湯川町小松原・湯川神社)

亀山城の東南麓には湯川氏の居館跡である小松原館が存在しました。
亀山城からも近いのでセットで訪問してみました。
場所は御坊駅から歩いて300mほどの湯川子安神社を目指します。

komatubara (3)湯川子安神社です。

komatubara (1)湯川直光、直春親子が平時の館を構えた所です。

本城亀山城が寒風が吹く季節は住みにくい、という理由で平地に居を構えたそうです。
比較的暖かい地方で「寒い」などと、結構ひ弱な印象です。
まぁ、高台の浜風は寒いことは確かですね。

現在の神社の敷地には一部水堀が残っています。
湯川氏は当時、紀伊の守護をも凌ぐ勢力を誇ったそうです。
現在の御坊商工高・湯川中学校一帯の広大な土地が館の敷地でした。

komatubara (4)訪問した時は水が抜かれて堀底が現れていました。

「これは石垣の様子も見学できる」、ある意味ラッキーなのか?と思いました。
「よし、堀底に降りてみよう!」、・・そう思ったのが運の尽きでした・・。
・・そこは思っていたような堀底ではなかったのです・・。

それは上から勢いよく堀底に飛び降りた瞬間でした・・。
「!!」、沼と化した堀底に靴がどんどん吸い込まれていきます!
「こ、これは?、マジでヤバい(汗)」、・・最悪です。

komatubara (5)
足を吸い込まれながら撮った気合の一枚です。この後、なんとか脱出!

常時は水堀であったことを完全に忘れていました。
小松原館、なかなかに堅城です!
・・というか神社にて新年早々横着をした報いでしょう、バチがあたりました(猛省)。

komatubara (7)
高台にある湯川子安神社には往時の雰囲気が。

神社は湯川直春が娘の安産を願って浅間神社(現・静岡県)に祈願。
その分身を亀山城山麓に移して今日に至っています。
娘の無事出産を願った直春の愛情が伝わってきました。

komatubara (2)

ひょっとしてその娘婿というのは、争った手取城主・玉置直和なのでしょうか?
・・だとしたら、直春の気持ちを考えるほどに切なくなります。
娘の幸せを誰よりも願っていたはずです。

komatubara (6) 石碑の裏も大切です。

直春の愛情深い娘親としての一面を感じた小松原館でした。



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 久太郎 (Q-tarou)

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ようこそいらっしゃいました。
久太郎と申します。
「城跡が好き」
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おかげさまで、開設以来、3年目を迎えることができました。

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースで好きなように走ってます。

どうかご笑覧くださいませ。

春本番!城本番!?
ようやく乗り越えた繁忙期。
いざ、花見と意気込んでもすでに遅し?
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