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丹波 三尾城 🏯赤井直正の弟・赤井幸家の牙城

丹波 三尾城 (兵庫県丹波市春日町中山・三尾山)

【黒井城トレランレース後に登城した険峻山城覚書・前半その①】

この日、なんとか無事に黒井城トレラン大会エクストリームを制覇。
心地よい達成感と疲労困憊の中、少しだけ余韻に浸っていました。
・・でもそれはほんの束の間。

・・どこからか聞こえてくる・・、自分を呼ぶ丹波の山城からのお誘いです。
満身創痍になりながらも、やめときゃいいのに、登ってしまう悲しい性です。
これが本当の・・、赤井の呼び込み戦法なのでした!

ということで向かったのは赤井直正の弟・赤井幸家の築城と伝わる三尾城
幸家は兄である、丹波の赤鬼・赤井直正を支えた「影の赤鬼」。
黒井城とは盆地を挟んで相対する三尾城を拠点として明智勢と戦います。

mitio01 (2)三尾城は険峻な三尾山(標高586m)の山上に築かれています。

三尾城はその名の通り、3つの尾根の合体城郭です。
前三尾、中三尾、三尾山と3つのピークはどれも城郭として利用されたようです。
山肌には一部ですが垂直に近い崖肌も見える険峻極まる山城です。

過酷なレースを終えたばかりなのに、この体で挑むのは愚の骨頂。
歯止めがきかない自制心、わかっていてもやめられない。
丹波の山城の魅力、憑りつかれたら、こうなります。(お前だけだよ)

なるべく最短距離を登るべまずはく林道を探します。

mitio01 (16)
あった、あった、ありました~。ゲートを開け閉めするパターンの林道です。

mitio01 (15)
♪マッハロッドでブロロロロ~、ブロロロロ、ブロロロロォー!!byバロムワン。

mituo02 (10)
行ってきます♪ここで待っててね。(帰ってこれたらね・・)

mitio01 (4)
山頂まで1150m!?、・・ナンノ陽子じゃい(汗)!

mitio01 (13)
山頂までは沢道あり、整備登山道ありでゆっくり歩けば大丈夫です。

mitio01 (5)
今回は時間と体力の問題で前三尾はパス!、眺望は本丸から見ようと思います。

因みにネットで検索予習した際には前三尾展望台からの眺望は絶景だとか・・。
堀切に近いような峠道があるとか・・。
今回は堪えて少しでも体へのダメージを考慮、諦めます。

mituo02 (15)
本丸の手前には8段になる曲輪が連続で連なります。

mituo02 (12)
現われだした曲輪群。ブッシュでよくは観察できませんでした。

mituo02 (16)
主郭部に到着しました。麓の駐車場から40分くらいでの到着でした。

mituo02 (17)
何故か本丸部だけは見通しがよく整備されていました。

三尾城は三尾山山頂に本丸を置き本丸を取り巻くように腰曲輪が廻っています。
本丸より北方向に8段の段状郭が連なり、鞍部には広い郭が築かれています。
天険を頼ったのと、急造の城郭だったのか、大規模な堀切遺構は見られませんでした。

mituo02 (26)
本丸を取り巻く腰郭。

mituo02 (21)「三尾城址」石碑・・いいですね~ヾ(o´∀`o)ノ。

赤井幸家は兄の黒井城主・赤井直正が病死した為、黒井城の城代として但馬竹田城へ出陣。
そこへ明智方の妻木範賢が攻め寄せ、三尾城はついに落城します。
妻木範賢は美濃・妻木城出身の縁者と思われます。

mituo02 (28)霞んでましたが、頂上からは黒井城城砦群もはっきりと視界に入ります。

mitio01 (10)尾根続きの断崖からは美しい紅葉が。思わずパチリ!

自分にも共に育った弟クンがいます。
大切な家族で、いざというときはホントに頼りになる弟です。
さて、直正と幸家はどんな兄弟だったのでしょう?

骨肉相食む戦国時代、兄弟同士で争う例は日常でした。
そんな時世、幸家は兄・直正の考えに同調して、兄の死後も甥・直義を助け戦い抜きます。
そこにはお互いに信頼し合える、固い兄弟愛を感じます。

「名高キ武士」を支えた「影の赤鬼」、赤井幸家の信念を感じた三尾城でした。

mitio01 (8)山上にて傍らのアカタテハとコーヒータイム。

赤鬼ならぬアカタテハ・・、来れてよかったです(* ´ ▽ ` *)。

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プロフィール

 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
   久太郎と申します。
   「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
皆様のおかげで開設以来5年目を迎えることができました。
(2016年4月6日開設)

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースを大切にして走ってます。

どうかご笑覧くださいませ。

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