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伊勢 田丸城 🏯桜と石垣と精霊木に囲まれて

伊勢 田丸城 (三重県度会郡玉城町田丸) <県指定史跡>

春うらら、桜満開の城の日(4月6日)に志摩方面へと城めぐりしてきました。
共にお付き合いしてくれるのは弟クン。兄弟同じ趣味っていいもんです。
志摩へ入る手前、今回の田丸城は、弟クン大のお気に入りの城でもあります。

なんでにでも「平成最後の○○」と言ってしまいがちな「元号末」。
今回が「平成最後の桜・城めぐり」となります。・・って言うと、なんか寂しい・・。
でも、弟クンと平成の思い出を語りながらの城ドライブはワクワク気分でいっぱいです。

tamaruj (20)満開の桜が迎えてくれた田丸城の大手門付近。

tamaruj (21)二之門手前に立つ城址石碑を先ずは押さえておきます。
(石碑は本丸や主郭部周辺をいくら探してもありませんので、ここで要チェック!)

tamaruj (10)
北の丸駐車場から回遊していきます。

いきなり現れる石垣群に心躍りまくりで、年甲斐もなく感嘆してしまう・・。
そもそも石垣ファンというのはこのあたりのツボがみな一緒のようです。
弟クンも、のっけからの迫力に足が止まります。
(弟クンと2回目の訪城なんですが何度来てもいいものです)

tamaruj (18)ご説明は現地の案内板が簡潔かつ詳しいので転載させていただきました。

伊勢北畠氏を継いだ織田(北畠)信雄によって田丸城は大改修されました。
ここのところ、ドラマや漫画、映画で出番の多い三介殿(さんすけどの)です。
信長の次男にして、よく暗愚だの凡庸だのと評価される信雄ですね。

tamaruj (8)この石垣の重なり具合、なんとも絶妙でして。

tamaruj (12)
ここの石垣と大樹には精霊が宿っているような気がしてなりません。

tamaruj (11)
本丸と北の丸との繋ぎ目の、くびれた凹部が面白い箇所です。

tamaruj (13)
こちらは本丸と二の丸との間の空堀。

tamaruj (6)
橋も石垣で固められています。

tamaruj (1)入口がハノ字に開口する天守台。

ユニークな入り口ですが、後世に改変を受けているようです。
しかし、入口手前に突き出た桝形の遺構、これはかつての形状を留めています。
小さいながらも三層の天守閣があったそうで、想像すると楽しいですね。

tuitamaruj (2) tuitamaruj (1)

tuitamaruj (3)

tamaruj (4)
穴蔵式の天守台からして犬山城天守とにていたのでしょうか。

tamaruj (5)
内部に備え付けられた小階段も、何にどう使われたのか興味深々です。

tamaruj (3)
程よい高さの石垣が桜とともに整然と続く・・、美しい・・。

tamaruj (2)
里の眺めものんびり。

tamaruj (14)
数ヶ所の崩落もみられます。石垣の断面が見られのですが・・せつない。

tamaruj (7)
小さめの石で積み上げた石垣と土部との絡み合いが趣あります。

tamaruj (16)
庭石にでも使えそうな結構いい石使ってます!

tamaruj (19)北の丸の下には富士見門が移築されています。

払い下げられた田丸城の城門や蔵などは、あちこちで見られるようです。
また機会があったらそれらの移築建造物も是非見てみたいと思いました。
より一層田丸城の雰囲気が味わえると思います。

tamaruj (9)
穏やかな水面の外堀にも当時の雰囲気が残ります。

この城は以前、父と母、自分の家族と弟クンファミリー11人で訪れた思い出の場所です。
ふと振り返ると、そこかしこで大はしゃぎしていた子供たちが思い出されます。
いや、子供達以上にはしゃいでいたのは我々のほうであったかも(笑)。

最後に弟クンと感動した箇所を紹介したいと思います。

tamaruj (17)
石垣の隅部で城を守っているようなヘラクレスオオカブトムシ。

素朴な算木積みの見事さもさることながら、桜に負けじと色ずく葉。
ここでもやはり精霊が宿っているような生命力溢れた気配を感じました。
感じ入る二人、しばらく立ち尽くして仰ぎ見る時がありました。


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非公開コメント

あるがままって難しいですね

しんこうさん、コメントありがとうどざいました。

そうですか、そんな近くまで来られていたんですね。
この田丸城、私たちもそうでしたが、家族連れでも手軽に楽しめる平山城ですし、田丸駅からも近いので、乗り鉄でも理想的な城址なんですよ。

しんこうさんも感じられた通り、石垣と大木がよく絡み合ってすごくいい雰囲気をかもしだしているのですが、根の張り方によっては崩落を防いでいる所もありますし、その逆もあるかといえます。時代的にも山腹部など急斜面に施工した石垣部は裏込め石が浅いですね。

形あるものはいつかは壊れるものですが、その時までに幾つかの趣ある姿を見せてくれる、そんな一場面を見せてもらった気がしてます。
できればある程度の崩落防止対策をとって頂きたいものですが、現状では難しいでしょう・・。またそれもあるがままの姿なんですよね。
そんな危険性をはらんだギリギリの危うさがあるから、かえって感じ入る美しい姿を見せてくれているのかもしれませんね。

・・なんて・・(照)

しんこうさんがいらしたときはまた違った良さがあると思いますよ。

No title

こんにちは、しんこうです。

田丸城いいですねぇ。石垣が良く残っていますし、有名城郭のように積極的に整備をせず、適度なほったらかし感が、ところどころ往時の雰囲気を残しているように感じました。

おととし家族で伊勢神宮に参拝しにいったのに、伊勢神宮からこんなに近くて、駅からすぐなのに、なんで登城しなかったのか我ながら謎です。

それにしても石垣が美しいです、僕も意識して石垣の重なりアングルを探す傾向があるのですが、5枚目の写真は奥行き感が素晴らしいです。たぶん僕は絶妙なアングルを探すためにこの場所に最低5分はうろうろしていると思います(^^;

ただ、ところどころ石垣に沿った木が石垣の崩落を早めていないか心配ではあります。6枚目の精霊木や7枚目の左側の石垣は孕みがあって、余計な心配かもしれませんが、石垣ファンとしては少々心配。
石垣の崩落跡の写真がありましたが、石垣の断面はそうそう見れないとは思いますが、石垣の裏込石がほとんど入ってないように見えます。積み方も野面に近そうなので、こんなものなのでしょうかね。

写真を拝見させて頂いただけでも、色々と非常に興味深い城なので、僕の行きたい城リストに入りました。三重県といえば赤木城にまだ行ったことが無いので、併せて行ってみようかと。

では(^^)/
プロフィール

 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
久太郎と申します。
「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
おかげさまで開設以来4年目を迎えることができました。

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースで好きなように走ってます。

どうかご笑覧くださいませ。

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