FC2ブログ

美濃 二日町城 🏯小規模ながら素晴らしい畝状竪堀が見られる

美濃 二日町城(岐阜県郡上市白鳥町二日町下田・城山)<町指定史跡>

「二日町」とは市が開かれた日をとって付けられた由来だそうです。
現在でも「毎月2が付く日はポイント2倍デー!」などとあるように、決まった日に特定の
場所で売買ができました。近くには八日町というところもあったそうです。

八日市や四日市のように「市」がくっついているのも同様パターンです。
常設市がなかった田舎ほどこのような地名が残っているようです。
風情がある地名ですね。

futukamatijyou.jpg
やや奥まった山が二日町城のある城山。ちょっとアップしてみましょう。

futukamati (20)中央の低い山頂部が主郭です。

そんな地名がそのまま城名になった二日町城。訪城はとても簡単です。
下田集落より西へ登る林道を道なりに登っていきますと、入口に到着です。

futukamati (18) futukamati (1)
車は二台ほど停められそうなスペースがあり、そこから尾根沿いをたどっていきます。

futukamati (16) futukamati (4)
歩くこと2分程で「城山公園」の石碑がある本丸に到着。途中、堀切を2ヶ所通過します。見落とさないように。

futukamati (6)地元有志の方々によって建てられた石碑はとても立派です(;゜0゜)。

futukamati (9)もう一つ、白鳥町教育委員会の石碑も・・かぶってますが・・。

futukamati (5) futukamati (11)
本丸西には人柱の伝説を示す立て看板が・・。なんのために人柱なんか・・。

人柱になった人の霊を慰めるために2本の桧を植えたものが写真:右のヒノキです。
後でわかったことですが、このヒノキの部分の切岸は城内の他と比べて勾配がとても強いです。

futukamati (15) futukamati0.jpg
この勾配の維持には大木の根力が必要です。

そしてこの二日町城の最大の見所は、竪堀が畑の畝のように連続で設置してあるところでしょう。
畝状竪堀は主郭の南腰郭に沿って大小15本程が残存確認できます。
これほどの遺構は美濃国内においては非常に珍しく、郡上郡では篠脇城などに見られるのみです。

futukamati (14)畝状竪堀の様子。写真でお伝えするするのはちょっと難易度が高いです(ノ_<)。

戦国時代、篠脇城城主の東益之は北の守りとして二日町城を築き、次男の氏世を在城させます。
氏世は益之の子息ですが、安東氏のあとを継いで、一城を任すに値する有能な子息だったのでしょう。
室町幕府に仕えて将軍の側近にもなっていたようです。文武両道の人物ですね。

futukamati (21)
青い空、蒼い山野に延びる線路、このレールの先にはまだまだ城址が待っていてくれてます。かな??

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
   久太郎と申します。
   「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
皆様のおかげで開設以来5年目を迎えることができました。
(2016年4月6日開設)

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースを大切にして走ってます。

どうかご笑覧くださいませ。

最新登城記事
カレンダー
07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最新コメント
検索フォーム
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
リンク
来城者数