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三河 安祥城と安城古城 🏯三河松平家の礎となった城

三河 安祥城 (愛知県安城市安城町赤塚) <市指定史跡>

今年から国民の祝日「山の日」が増えました。
この日からお盆休みを取られるところもチラホラ見受けられます。

誠に勝手ながら久太郎としては、「山に親しむ、山の恩恵に感謝する」の意を
「山城に親しむ、山城の恩恵に感謝する」と付題。
これより毎年8月11日を4月6日に準ずるマイ「山城の日」に制定いたしました。

・・といっても・・この猛暑。さすがに山城は体にこたえます。
そんなに肩を張らず、広い意味で気楽に「お城巡り」でよろしいいんじゃございません?
・・ということで今回は三河方面に出かけてみました。

声をかけたら意外にも父と弟が付き合ってくれるとのこと。
これでかえって無理(無茶?)のない城めぐりができそうです。

まずは本日のセミセミ・ファイナル安祥城(あんじょうじょう)からです。
安祥城は城址公園として整備され、大乗寺了雲院がある小山一帯にあります。

ansyou (2)安祥城址公園内の立体案内板。当時の遺構と現在の様子が絶妙にシンクロ。

複雑な三河戦国史ではありますがこの城のポイントは2つ。

1つには、三河武士団の中枢を作り上げた城だということ。

岡崎城に本拠が移る前まで松平家代々の居城となり、徳川最古参の三河安祥七御譜代の発祥の地となったことです。
三河安祥の七御譜代とは・・酒井(左衛門尉)、大久保、本多、阿部、石川、青山、植村らです。
またはこれに大須賀、榊原、平岩などらも指すこともあるようです。

2つには、織田家と松平・今川家との激しい争奪戦が何度も繰り広げられた城だとういこと。

一時は織田信秀の領有となり、信長の庶兄・織田信広が城主として置かれました。

織田信広は安祥城を持ちこたえられずに今川方に捕縛されてしまいますが、ちょうど織田方に人質としてあった松平竹千代(のちの徳川家康)と交換されて、なんとか尾張に帰ることができました。
その後、織田家を継いだ信長に仕えていましたが、美濃の斎藤義龍とつるんで、清州城を奪おうとしたことがあったようです。
これは、もちろん失敗に終わりましたが、以後は信長のもとで忠実に働きます。
信長にとっても「兄」という肩書きは大いに利用価値があったものと思われます。意外と従順な態度に信用がおけたのかもしれませんね。
なんせ(今度)刃向かったりしたら弟・信勝(信行)のように殺されかねませんから・・。(おお、こわ・・)。

ansyou (1) ansyou (4)
城址公園として遺構もよく残り、イメージも大きく崩していないので、憩いの場としてもいい感じです。

ansyou (5) ansyou (9)
当時はあたかも”浮城”のような感があったそうで、そのイメージが大切にされ見学しやすいです。

ansyou (6)まるで望楼型天守最上階を思わせるような立派な門と石碑。

安城には安城古城なるものもあるようです。

三河 安城古城 (愛知県安城市安城町社口堂) <市指定史跡>

安城古城は安祥城より西へ800メートルほどの高台にあります。
若干の土塁が残っているようですが、一帯は畑や住宅地になっています。

ちなみに「あんじょう」地名の読みは安城も安祥も同じ。他、安静、安詳、などの表記もあるようです。
・・ちょっと紛らわしい・・。ここは安城の字ですね・・。
それほど歴史が古い、という証でもあります。

anjyouko.jpg
以前に撮ったネガ写真なので古いですが・・。安城古城の説明版があります(見つけた時はうれしかったです( ^ω^ ))。

鎌倉から室町時代の居館だったようで、安祥城の築城に伴って徐々に機能を失い廃城になったようです。
それにしても派生した「○○松平家」の多い事、多い事・・。
えぇ~と・・どの松平がどの城に入って、どことどこに分家して・・。
・・ムリ・・覚えられない(T_T)

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 久太郎 (Q-tarou)

Author: 久太郎 (Q-tarou)
ようこそいらっしゃいました。
久太郎と申します。
「城跡が好き」
ただそれでけでブログを立ち上げている城好き若輩者です。
おかげさまで開設以来4年目を迎えることができました。

地元の岐阜県内美濃地方の城址を中心に自分なりの想いを込めてじっくりと巡ってまいります。たまに遠征なんかにも出かけます。

時に「ゆるく」時に「鋭く」五体と五感をフル回転。城址での様々な出会いと独自の感覚を大切にしてつづっていきたいと思います。

また城址付近のダムや棚田、名水といった気持ちを揺さぶられる箇所にも寄り道していきます・・。
趣味のマラソンも自分のペースで好きなように走ってます。

どうかご笑覧くださいませ。

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